猫がティッシュで遊んで困っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
猫がティッシュで遊ぶ理由は、次のようなことが考えられます。
・本能によるもの
・ストレス発散
・食事への不満
そもそも、猫たちの先祖は自分の縄張りの中で獲物を狩る生活をしていました。それが、家で飼われている猫たちにも“ハンターの血”として継承されており、ティッシュの存在が猫の本能を刺激していると考えられます。
上下左右に、まるで羽のように動くティッシュを猫は獲物として見えてしまいます。また、箱ティッシュから次々にティッシュを引き出す動作は、狩りの後に鳥の羽をむしる行為に類似しています。私たちにとっては平凡で何てことのない生活の道具でも、猫にとっては魅力的な獲物になるということです。
猫は本能的に狭い場所を好みます。また好奇心旺盛な猫は、狭い箱の中に何が入っているのか気になるようです。使いかけのボックスティッシュは中が空洞になっていることから、より猫の好奇心を掻き立ててしまうのでしょう。
猫はストレスによってもティッシュへのいたずらにつながります。このようなストレスが原因のいたずらは、むやみに止めさせるようとするとかえってエスカレートしてしまうことも。
以下のような内容に当てはまらないか確認しましょう。
引っ越しや模様替えによる環境の変化、寝床やトイレといった飼育グッズが気に入らない、同居猫やペットとの折り合いが悪いなど、猫たちに考えられるストレスはさまざま。
なかでも特に注意が必要なのは、運動不足によるストレス。完全室内飼いで外に出られない猫は、部屋の中で退屈を持て余すことで、ストレスによる問題行動につながることがあります。
飼い主さんにかまってもらえない寂しさから、ティッシュへのいたずらをする猫もいます。そして、「一度ティッシュにいたずらをしたら飼い主さんが注目してくれた」という経験が刷り込まれると、問題行動を繰り返すようになるのです。
キャットフードやおやつ以外のものを口にしてしまうことを、猫の「異食行動」と呼びます。猫がティッシュを食べてしまうときは、食事の量や回数、内容への不満が考えられます。
与えられた食べ物の量が不十分な時、ティッシュで遊びながら引きちぎって食べてしまうことがあります。またティッシュを「猫草」の代わりとして飲み込み、毛づくろいのときに体内に取り込んだ毛玉を吐き出そうとするケースも。
猫がティッシュで遊ぶ理由をご紹介してきましたが、思い当たる方はいらっしゃいましたでしょうか?
次回は、ティッシュへのいたずらを阻止する方法、そして猫がティッシュを食べてしまったときの対処法についてご紹介します。
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