ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどの家庭用紙製品において、再び値上げの動きが出てきます。
ティッシュペーパーやトイレットペーパーは、私たちの生活になくてはならない日用品。
その原因は、昨今耳にするようになった「2024年問題」です。
大手製紙会社は、ティッシュペーパーやトイレットペーパーなど家庭用の紙製品全品について、2024年4月以降、5%~10%以上の値上げをすると発表しました。
これは、冒頭でもお伝えしましたように、トラック運転手不足から輸送力の低下が懸念される物流の「2024年問題」に対応するための費用増などに起因しているということです。
トイレットペーパーの値上げについて、大手製紙メーカーが発表している内容は以下の通りです。
〇カミ商事エルモア 5月1日から 10%以上
〇大王製紙エリエール 4月1日から 10%以上
〇日本製紙クレシア 4月22日から 5~10%以上
〇丸富製紙 4月1日から 15%以上
〇コアレックス 9月1日から 15%以上
大手製紙メーカーから2024年4月以降に値上げをするという発表がありました。
HP上で公開しているところもありますが、そのほか製紙メーカーもプレリリースを発表している状況です。
また、一部の中小製紙メーカーの再生紙トイレットペーパーは、パルプ100%トイレットペーパーよりも価格が高くなるということも起きて来る予想となっています。
さらに、今回の特徴としては、「他社の価格状況や在庫を見ながらの値上げになるケース」が考えられます。
これまでさまざまなところで値上げが続いてきましたが、今回また生活の必需品であるティッシュペーパーやトイレットペーパーの値上げが発表されました。
これまでも製紙メーカー各社は、コスト削減に努めてきましたが度重なる原材料や燃料価格の上昇、円安を原因として再び値上げをせざるを得ない状況となってしまいました。今後は、新たに吸収しきれない物流費の費用増が転嫁されることになり、家計の負担はさらに増すことになるでしょう。
少しずつ工夫して、さらなる節約に努めたいものですね。
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