令和の米騒動とは、2024年のコメ不足のこと。各地のスーパーでコメの品薄状態が続いています。
令和の米騒動の原因は、いくつかありますが、南海トラフ地震の臨時情報が出された際のパニック買いにより、品薄にさらに拍車がかかっています。
今回は、原因といつまで続くのかについて考えてみたいと思います。
令和の米騒動と呼ばれる現象は、2024年8月に起きたコメ不足のことです。
米どころである地域のスーパーからも米が消え、品薄状態が続いています。
令和の米騒動の原因を見ていきましょう。
減反政策とは、米の生産量を調整するために国が行った政策です。日本人による米の消費量が減少するのに対し、生産量が過剰となったことを背景に、1970年代から実施されました。
減反政策によって離農が加速し、コメの生産量が減少していきました。
2023年は日本各地、猛暑の影響で、お米の粒が小さいことや精米をすると割れやすく製品化するために、いつもより玄米を少し多めに使わなければいけなかったことが考えられます。
新型コロナウイルスが落ち着き、外国人観光客が日本へ戻ってきたことも原因のひとつ。インバウンド観光客の増加により、コメの消費量が増えました。
農家と年間契約でコメを確保している業者は問題ありませんが、その時々に安価なコメをスポット的に仕入れていた業者がコメを入手することが出来ず、いつもは購入していない場所から購入するようになったことも要因です。
これにより、いつも買っていた消費者が近くのスーパーでは買えないため、ほかのスーパーを利用するようになります。こうしたことから、スーパーなどでコメの需要が急激に増加したと考えられます。
南海トラフ地震の臨時情報や8月の台風の影響により、不安に感じた消費者が買いだめを行いました。その結果、コメ不足へと発展したことも要因となるでしょう。
2024年9月に入り、新米の収穫が始まっている地域もありますが、台風10号の影響を受けた農家もあります。「令和のコメ騒動」とも呼ばれる品薄状態は、いつごろ解消されるのでしょうか?
9月10日前後には解消されるという見通しもあるようですが、品薄によりコメの価格が上昇しており、いずれにせよ消費者にとっては不安な状況はしばらく続きそうです。
令和の米騒動についてお話してきました。
災害時のトイレットペーパーなどもそうですが、不安感から買いだめをする方も多くいらっしゃるかと思います。
しかしながら、そうした買いだめがさらなる品薄状態を引き起こしてしまうため、こういう時こそ冷静な判断をするよう心掛けることが大切です。
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