「外出自粛要請」という言葉をよく耳にするようになりました。
外出自粛要請とは、新型コロナウィルスが感染拡大するのを防ぐために
各都道府県の知事や市長などが、都道府県民に不要不急の外出を自粛するよう呼び掛けているお願いのことです。
週末だけでなく、平日の夜に対しても外出自粛要請が出されている自治体もあります。
しかし、実際のところこの要請は守られているのでしょうか。
外出自粛要請とは、冒頭でも触れましたが、
新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐため各都道府県で出されている
「不要不急の外出を自粛するお願い」のことです。
これは法に基づく要請というわけではないので、
この言葉をどのように捉えたらいいのか悩む人は多いのではないでしょうか?
ここでいう「不要不急」とは・・・
今日、この時間に必ず出て行き行わなければならないことかどうか。
それが別の日に変更できることなのかどうか。
ということが目安であると、東京都の小池百合子都知事は話しました。
一方で外出自粛要請の対象とならないのは・・・
〇食料品の買い出し
〇医療機関への通院
〇仕事場への出勤
など生活の維持のために必要なものは対象外とされています。
外出自粛要請のため、飲食店やホテル業界、観光業界など様々な企業から悲鳴が上がっています。
予約が次々とキャンセルされ、このままではそこで働く人たちの生活が立ち行かなくなってしまいます。
その一方で、「外出自粛要請」つまり、お願いにとどまっているからと要請を無視して出歩く人々もいます。
結局、経済活動はほぼ正常ではないうえ、
外出自粛もせず新型コロナウィルスに感染している人がいるということは、
どこを取ってみても「外出自粛要請」が成功しているということにはならないのではないでしょうか。
今後、わたしたち皆が外出自粛要請を徹底して受け入れるためには、
企業や個人への徹底した、国からの補償が必要になってくるかと思います。
そうは言っても、すべてに対して国が補償をすることはほぼ不可能です。
では、今わたしたちにできることはなんでしょうか。
●自分は新型コロナウィルスに掛からない、また掛かっても大丈夫だという過信をしない
●自分がうつるのを防ぐだけでなく、人にうつさないということも大切にする
●みんなで一緒に、将来のために様々なことを我慢する
●お互い様と様々な面で譲り合う
そういった、少しの我慢や努力が、自分一人ではなく、わたしたち皆で出来たら未来は明るいかもしれません。
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