山積みとなった余剰在庫や、高額マスクの山積み販売、山積み商品の完売や欠品状態など・・・
新型コロナウイルスの影響により、全国各地で様々な異様な光景を目にするようになりました。
本日は新型コロナウイルスによって巻き起こっているあらゆる異常事態の中でも
「山積み」というポイントに焦点を絞って、お話を進めて行きたいと思います。
緊急事態宣言が発令されて以来、各所でイベント中止や臨時休業を余儀なくされる状況の中で、
あらゆる所で使うはずだった物や売るはずだった物が、
余剰在庫として山積みになっている光景を、テレビやネットで目にするようになりました。
例えば「全国梅酒まつり」の話をご存知でしょうか?
同イベントの中止に伴い行き先を無くした梅酒は、
200種類1万本以上にも及んだそうです。
その状況を何とかしようと実施したのは「福袋の販売」
これをTwitterで呼びかけた所、想像以上の反響を呼び、
当初準備したセット数はなんと1時間半程度で完売、
更に追加分のセット数を作ることになったという内容のもの。
上記は良い結果で終わった話ですが、
大量の余剰在庫の対処に頭を抱える団体・企業・店舗は
数え切れないほど存在しているのでしょう。
一方で、新型コロナウイルスの感染拡大が始まって以来
長いことずっと品薄状態(もしくは欠品状態)が続いているマスク。
主に中国からの輸入に頼ってきた品目ですが、
世界的にマスクの不足状態が続いている今、供給の回復はいつになるのか・・・
現在は卸値も売価も通常の10倍以上にもなっています。
そんな希少なマスクを山積みにして販売している店舗が、中にはあるんです。
それは、雑貨店や洋服店など本来マスクとは関連のないお店です。
元々これらのお店で売られている品物は主に中国産がメインであることから、
中国との独自のルートを保持していることが理由なのだそうです。
本来の価格よりも遥かに高額な山積みマスクは、瞬く間に売れているようですが、
まさに世の中の異常事態を物語る光景と言えますよね。
中国の供給状態も徐々に正常に近付いており、
品薄&高値状態が続くマスクも、
5月いっぱいで安定して来るのではないか?という見方もあるようです。
スーパーやドラッグストアを訪れた人は、
すっからかんになった棚を見て驚いたことが一度はあるのではないでしょうか?
トイレットペーパーをはじめとする様々なデマによる買い占めや、
緊迫した日々の不安に煽られ必要以上の買いだめをする人々。
それによって、一時姿を消したトイレットペーパーなどの紙製品、
更にはカップラーメン、お米、シリアルなど様々なストック品が売り切れとなっていることが増えました。
納豆を食べれば新型コロナウイルスにかかりづらいと聞けば納豆が売り切れ、
ウォッカが消毒用アルコールの代わりになると聞けばウォッカが売り切れ・・・
しかも、どれも確かな情報ではなかったというのです。
冷静な判断が必要とは言われる中で、
あまりにも日常を逸脱した日々が続き
不安に煽られてしまうのも分からなくはない状況。
一日でも早く、平穏な日々が戻ってくることを願うばかりですね。
本日は「山積み」というキーワードを元に、様々な異常事態についてまとめてみました。
新型コロナウイルスは、身体的被害だけではなく、間接的で目に見えない被害をもたらす恐ろしい存在です。
気温も高くなり気が緩んでしまう時期となってきましたが、目に見えない敵に負けないように、
いま一度気を引き締めて乗り越えて行かなければなりませんね。
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