トイレットペーパーは輸入に頼らなくても大丈夫!?

トイレットペーパーは他国からの輸入もしています。

でも、実はトイレットペーパーを輸入に頼らなくても、国内生産でまかなえるんです!

今回は、国内生産量と消費量についてもご紹介していきます。

トイレットペーパーの輸入実績

トイレットペーパーの輸入実績を調べたいなら、

税関HPの「財務省貿易統計検索サイト」を閲覧することで確認できます。

2019年の1年間のトイレットペーパーの輸入実績を見てみると、約24,944tでした。

下の表を見ても分かる通り、中国からの輸入が多くなっています。

輸入先 輸入量(t) 割合
1位 中国 約14,388 57%
2位 ベトナム 約6,060 24%

トイレットペーパーの国内生産量と消費量



経済産業省の生産動態統計を閲覧すると、トイレットペーパーの国内生産量および消費量に関する統計データを確認することができます。

生産動態統計を参考にして、2019年の1月〜12月のトイレットペーパーの国内生産量と、消費量を表にしてみました。

2019年 生産量(t) 消費量(t)
1月 83,800 81,361
2月 84,678 84,089
3月 91,780 91,220
4月 87,703 91,457
5月 89,944 86,618
6月 85,950 83,948
7月 87,782 90,899
8月 86,289 86,864
9月 90,373 98,859
10月 91,504 87,698
11月 89,823 84,335
12月 88,796 90,889
合計 1,058,422 1,058,237
月平均 88,202 88,186

この表からも分かる通り、トイレットペーパーは国内生産量でまかなえています。

 トイレットペーパーの原料は国産が8割以上を占める

トイレットペーパーの原料となるパルプは、日本国内産が8割以上を占めています。

そのため、輸入しているのは、2割弱ということになります。

その中でも、アメリカからの輸入が一番多くなっています。

1位 アメリカ 31%
2位 カナダ 23%
3位 ブラジル 16%
4位 チリ 8%

まとめ

今回は、トイレットペーパーの輸入と国内生産についてご紹介してきました。

トイレットペーパーの原料となるパルプは、国産が8割以上を占めていて、

トイレットペーパーの国内生産量も多く、消費量をまかなえています。

このように、トイレットペーパーは輸入に頼らなくても大丈夫ということがわかりましたね。

今後、慌てて買い占めたりしなくても、十分大丈夫ですので、節度あるストックを心がけることが大切ですね!

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