お使いのボックスティッシュペーパーは一枚取ると、次の一枚が出てくる便利な仕組みになっていますね。
最初から、そのような作りではなかったのですが、次第に改良されていき現在の姿となったそうです。一体誰が、どうして思いついたのでしょうか?どのような仕組みとなっているのかについても、お伝えいたします。
ボックスティッシュの当初は、最初は1枚1枚が折らずに箱に入ったものでした。
近年のものは、テッシュペーパーの重ね方を工夫し、1枚引けば次の組の一部が穴から飛び出すようになっているものが一般的です。
この仕組みは「ポップアップ方式」と呼ばれていますが、アメリカで発明されたものなのです。
1921年、シカゴの発明家アンドリュー・オルセンが、ポテトチップスを食べる時に、一枚のチップにもう一枚くっついて出てきたのを見て思いついたという説があります。
そしてその方式をキンバリー・クラーク社の「クリネックス(Kleenex)」が 1928年に採用すると、それまで不人気だったティッシュペーパーが爆発的に売れるようになったそうです。
ボックスティッシュの箱を開けるとその仕組みのヒミツはわかります。
1.箱が紙の束をゆがまないように押さえて密着させる
2.二つ折りにした紙で、次の紙を挟みながら、段違いに重ねる
3.密着した紙同士の摩擦で次の紙が引き上げられる
快適な取りやすさを実現したとても便利な仕組みですが、どんな構造なのかは横から開けてみるとわかりやすいと思います。
ポテチを食べて、これを発見できるなんて素晴らしいですね!!
ポテチを食べると、手がベタベタになってよくボックスティッシュを脇に置きながら食べているのですが…
1921年にアンドリュー・オルセンが発明したのでしたら、今年で100年にもなります。
地味だけれど、画期的な発明ですよね。
ただし、この次々と出てくる仕組み。
猫や稲、赤ちゃんにかかるとエンドレスな素敵な遊び道具になってしまい、部屋中真っ白な大惨事になることも…
ちょっと目を離した隙に、次々とティッシュを引き出されてしまって困ることがありますよね。
引き出されないようにするために、中のティッシュが見えないようにふた付きのティッシュケースを使うのがおすすめです。
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