新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が始まった時期に、トイレットペーパーやティッシュペーパー、キッチンペーパーなどの紙類がスーパーやドラッグストアから消えてしまったことは記憶に新しいですよね。
日本国内で消費されているトイレットペーパーの約98%が国内生産なのですが、緊急時には供給が滞ることも予想されます。
経済産業省はトイレットペーパー1カ月分の備蓄を奨励していますが、自宅にはどのくらいの在庫が必要なのでしょうか?
トイレットペーパーの平均的な使用量をお伝えしますので、備蓄する際にはご自宅に必要な量を確保するようにしておきましょう。
日本トイレ協会によると、日本人の1回あたりのトイレットペーパーの平均使用量は80cmだそうです。
トイレットペーパーの使用量は、かなり個人差があると言われています。
また当然ながら、女性は小便でも使用するため、男性と女性では使用する量には大きく開きがあります。
1日あたりのトイレットペーパーの使用量平均となると、男性が3.5m、女性が12.5m、男女平均では8mと言われています。
男女で3.5倍の違いがあるのは、使用頻度が異なるので当たり前ですね。
トイレットペーパーのシングルは、1ロール60m、ダブルは1ロール30mです。
ダブルの場合、女性は3日経たずに1ロール使い切ってしまう計算です。
もちろん、個人によってトイレの回数や使用トイレットペーパーの使用量には差が出てきます。
ウォシュレットを使用するかどうか、便秘体質、下痢体質なのか、お尻を1回だけ拭くのか、複数回拭くのかなどで相当違いは出てくることでしょう。
ちょっと古いデータですが、全国家庭用薄紙工業組合連合会の1987年の調査結果によると
◎小便時 シングル89cm・ダブル66cm、
◎大便時 シングル177cm・ダブル146cm
だそうです。
また、一般的に言われている1日のトイレの回数(男性:大1回、女性:大1回 小7回)です。
先ほども申し上げた通り、個人差があるトイレットペーパーの使用量。
目安としては、日本家庭紙工業会による、トイレットペーパーの平均的な使用量は、1人当たり1週間程度で1ロール、4人家族の場合には、1か月で16ロール程度とのことです。(シングルの場合、ダブルでは33ロール程度。)
自分や家族が1ロールをどれくらいの日数で消費するのかチェックしてみると良いでしょう。
経済産業省は、日常用のトイレットペーパーとは別に、1か月分程度のトイレットペーパーを備蓄することを勧めています。
トイレットペーパーの備蓄が必要な3つの理由
1.阪神・淡路大震災において、被災者が最も困ったのは食料でも衣服でもなくトイレ不足。
2.東日本大震災では、被災地のみならず全国的にトイレットペーパー不足が発生。
3.トイレットペーパーの約4割は静岡県で生産。→東海地震等が起こると深刻な供給不足となるおそれ。経済産業省HPより
非常時には、使う量も節約をして使うことになるとは思いますが、防災のため備蓄をしておきましょう。
できれば、汚れたり濡れたりしないように、ケースや防水袋などに入れて保管しておくとよいでしょう。
弊社では、防災備蓄用トイレットペーパーがございます。
1個が3個分の超長ロングロールの1ロールが205mとなっています。
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