梅雨時に雨が続くと、憂うつな気分になってしまいますね。
「明日は、晴れてちょうだい!」とお出かけ予定がある時には、“てるてる坊主”の出番です。
手軽に、ティッシュで“てるてる坊主”は作れます。親子で作って願掛けをしてみてはいかがでしょう?
“てるてる坊主”のティッシュでの作り方や吊るし方、その後の処分の仕方などを紹介します。
てるてる坊主の作り方
早速、ティッシュで“てるてる坊主”を作っていきましょう。
【用意するもの】
・ティッシュ(3枚程度)
・輪ゴム
・セロハンテープ
・針と糸
・ひも
・水性ペン(黒・赤・ピンク)
・はさみ
1.頭の部分になるとして。ティッシュを2枚分、丸い形にします。両手の手の平で丸めるときれいな形になります。
頭の部分になる綿やティッシュを丸め、セロハンテープで止めます。止めた部分に針で糸を通しておきましょう。
2.残りの1枚のティッシュの真ん中に丸めたティッシュを包んで頭の形を整えます。
3.首の部分に輪ゴムを巻きましょう。輪ゴムの上からリボンなどを巻くと可愛くなります。
4.体の部分は、ふんわりと広げてあげましょう。
これで、完成です。
「あれ?顔をかかないの?」と思った方。
可愛い顔を描いてもいいですよ。
でも、実は、正しいてるてる坊主のやり方では「顔は書かない」のが本来のやり方。
江戸時代の書物には、願いがかなったら目鼻を描き、そして、その後はお酒を供え川へ流して供養したとも言われています。
のっぺらぼうで吊るすのが正しくとも、顔なしのてるてる坊主を吊るしておくのはつまらないので、願いをこめながら好きに描いていいと思います。
ペンで、目や口を描いていきましょう。
口やほっぺを赤で描くと可愛くなりますよ。
てるてる坊主の吊るし方
てるてる坊主は、頭が重いので、「さかさま」になってしまいがちです。
てるてる坊主は「さかさまにつるすと雨が降る」と言われており、これでは逆効果になってしまいます。
吊るすためのひもを「首」の部分で固定してしまっていることが原因になっているかもしれません。
「頭」の部分にひもを固定して、吊るしましょう。
ひもを頭のてっぺんに近い場所で固定するようにすれば、さかさまになりにくくなります。
てるてる坊主は、「家と外の境界」になる窓辺や玄関に吊るします。
できるだけ南の方角、太陽に向かって、晴れを願って吊るすのがおすすめです。
てるてる坊主の処分の方法
てるてる坊主の処分の方法もご紹介します。
◎願いがかなった時は
1.顔を描いていないてるてる坊主を作った場合は、お礼として顔を描く
2.頭からお酒をかけて処分する
「ありがとうございました」という気持ちを込めて処分するようにしましょう。
燃やすという方法もあるのですが、火事になる危険性があるので、可燃ごみとしてお礼の気持ちを込めて処分しましょう。
◎雨が降ってしまった時は
てるてる坊主に顔を描かずに、箱や袋などに入れて処分します
こちらも、燃やすという方法もあるのですが、こちらも危険なのでやめておきましょう。
この時には、「次は晴れますように」と思いを込めて処分するようにします。
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