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宝箱 ブログ / 月別: 2021年7月

日本で生まれた「ポケットティッシュ」

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ミニサイズのティッシュ「ポケットティッシュ」は、外出先で大活躍する日常雑貨品です。

ポケットや鞄に入れて携帯しておけば、邪魔になることはありません。

鼻をかみたい時、飲み物をこぼしてしまった時や怪我をして出血してしまった時などに使える非常に便利なアイテムです。

このポケットティッシュは、日本で生まれたものです。そして、街角などで配られるというのも日本だけのお話です。

こうしたポケットティッシュの歴史、販促に活用されるポケットティッシュについてお話させていただきます。

ポケットティッシュの歴史

ポケットティッシュ

ポケットティッシュが、生まれたのはいつ頃なのでしょうか?

 

ティッシュペーパーは、アメリカで生まれました。

そして、1964年山陽スコット(現日本製紙クレシア)が日本初の箱入りティシュを発売。

さらに、同年「ポケットサイズパック」を発売。

1965年十條キンバリーが「クリネックスポケットパック」を発売。

この頃に、ポケットティッシュのもととなる、「持ち運びのできるサイズのティッシュ」が生まれたと言えるかもしれません。

販促に活用されるようになるポケットティッシュ

ティッシュ配り

コロナ渦以前の街を歩いていると、ポケットティッシュを配っていることが多かったですよね。

ポケットティッシュが無料の販促品として配られるようになった歴史についても、ご紹介します。

 

それまでは、広告を入れて配られるものはマッチ箱でした。

煙草を吸う人も多く、それほどライターを持っている人も多くなかったので、マッチを使う需要は高かったのです。

マッチは、コンパクトで、すぐに使い切るわけではないので、宣伝物としての効果が長く続くのも要因だったのでしょう。

それがポケットティッシュが生まれたことで、そのメジャーな販促品の位置へと置き換わっていくのです。

 

1968年に高知県製紙加工会社がそれまで宣伝用に配られていたマッチに代わる企業の宣伝広告品を考案、開発し誕生したのが「ポケットティッシュ」であると言われています。

1970年富士銀行(現みずほ銀行)が口座開設の粗品として、20万個配布したことが話題となって、一気にポケットティシュは日本中に広まりました。

 

このことが「無料で配る宣伝広告品としてのポケットティッシュ」が全国的に広まるきっかけとなりました。

1973年頃には、消費者金融が街頭で配布し始めました。

 

自社サービスをアピールするミニ広告紙をしたポケットティッシュは、街角で配られていたり、粗品として渡されたりと、様々なところで目にします。

ミニサイズの携帯用ティッシュは、宣伝広告を手軽に行いたいというマーケティング手法の1つとして導入されたものなのです。

人の手に渡り、目にする機会が多ければ多いほど、広告効果を得られる可能性は高まります。

 

広告としてポケットティッシュを配る文化は、海外ではほとんどないそうで、日本独自の文化といえます。

 

 

 

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ティッシュペーパーで、眼鏡のカラ拭きはダメ!

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メガネって、いつの間にか汚れて困りますよね。

特に、夏場は汗や皮脂でメガネが汚れやすくなってしまいがちです。

そんな時、ついついレンズをティッシュやハンカチ、Tシャツのすそなんかでゴシゴシ乾拭きしてしまうと、その度に細かな傷がついてしまっているかも。

メガネのレンズを傷つけてしまう「乾拭き」と正しいメガネのお手入れ方法についてご紹介します。

メガネ拭き

ティッシュで「乾拭き」をすると傷がついてしまうの?

ティッシュで乾拭きをすると、レンズの表面にこすり付けてしまい、細かな傷がつく原因になります。

 

というのは現在、メガネのレンズの多くがプラスチック素材で、レンズ表面には汚れやキズつきを防ぐために幾層ものコーティングがなされています

そして、ティッシュは粗い繊維でできているので、小さなほこりや塵を吸着しやすく、ほこりを取り除かずにそのまま拭いてしまうとコーティングの被膜を傷つけてしまうことがあるのです。

 

コーティングの被膜が傷ついてしまうと、そこからさらに剥がれが広がってしまいます。

残念ながら、この傷は直すことができません。

レンズの見た目は悪くなりますし、肝心の視界も悪化していってしまうのです。

 

レンズに付いた汚れを取るためにティッシュで拭くのは、NGです。

 

メガネの正しいお手入れ方法

メガネクリーナー

では、どのようにメガネの汚れを落としたら良いのでしょうか?

メガネのお手入れ方法をまとめてみました!

 

メガネには、目に見えないほど小さなゴミやほこりが付着しています。

まず、この細かな汚れを洗い流すことから。

お手入れをする手を最初に洗って、手の汚れを落としてからお手入れを初めて下さい。

 

①メガネ全体を水道水で洗い、表面のほこりなどを流す

メガネを洗う時には、熱いお湯を使うのはダメです。

高温の熱もコーティングに良くありません。

(プラスチックが膨張する温度は60度だそうです。)

 

②メガネクリーナーをメガネ全体に吹きかけ、伸ばす

レンズだけでなく、フレームや鼻パッドの汚れも落とすように、しっかりと全体にクリーナーを行き渡るようにしましょう。

 

③ティッシュでクリーナーを拭き取る

ティッシュは、擦るようにして拭くのではなく、軽く押し当ててクリーナーを吸い込ませてください。

 

④メガネクロス拭きでレンズとフレームを拭く

 仕上げは、メガネ拭きでレンズを拭きあげていきます。

フレームに負荷をかけないように、メガネの表面を自分のほうに向けて、拭きたいレンズを手で押さえるのが正しい持ち方です。

メガネ持ち方

おしまいに、フレーム全体もメガネ拭きで拭きあげましょう。

 

そばにあるティッシュで、ついつい汚れを落としたくなりますが、メガネを買った時についてくる布は水洗いの後、やさしく拭くためのものです。

メガネを大切に使っていくための参考にしてみてください。

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