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宝箱 ブログ / 月別: 2021年10月

トイレットペーパーには表と裏がある!

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トイレットペーパーには、表と裏があるということをご存じでしょうか?

表側で拭いたほうが肌触りがよく、気持ちいいのです。

イレットペーパーの「表」と「裏」を知って、快適なトイレタイムをお過ごしください。

トイレットペーパー どちらが表?裏?

トイレットペーパーの表裏は、こうして見分ける

毎日のことで、表裏を意識することなくお使いになっているかもしれません。

トイレットペーパーは、手で何巻きかしてから切り取って使っているはずです。

 

実は、トイレットペーパーはロールの外側が表なんです!

 

 

市販のトイレットペーパーは、肌ざわりの良さを出すために、様々な工夫がほどこされています。

その1つとして、紙を薄くして細かくウェーブを入れる加工があります。

これによって、厚手感が増してふんわりとした肌触りを得ることができます。

 

さらに、細かく入れたウェーブを優しく伸ばしながらエンボス加工をします。

エンボス加工というのは、凸凹模様の金型にペーパーを挟み込み、表面を凸凹にする加工をいいます。

 

エンボス加工には様々な模様があって、一般的には凸凹が細かいほうが柔らかくなります。

トイレットペーパーは、エンボス加工により凹面となった、ツルツルしているほうが肌触りがいいので、凹面がロールの外側に来るように巻いてあります。

 

トイレットペーパーはデリケートゾーンを拭くものなので、肌触りが優しい表面で拭いた方がいいですよね?

ちょっと意識して、表側で拭くようにしてみてはいかがでしょうか?

トイレットペーパーの表と裏

シングルロールとダブルロールでは、違う

実は、これまでお話ししてきた表と裏の話はシングルロールのみです。

ダブルロールは、表裏がありません!

 

ダブルロールの場合は、それぞれの凸面が内側になるように2枚のトイレットペーパーを重ねているため、どちらも「表」なんです。

つまり、のトイレットペーパーを使っている場合は、表裏を気にして使う必要はありません。

 

ダブルロールは、2枚のトイレットペーパーの凸面の間に空気が入り込むため、シングルロールより、さらにふんわり感がアップしているんです。

 

お尻に優しい肌触りのものを使いたいという方は、ご自宅のものはダブルロールを使っているかもしれませんね。

 

けれども外出先などで、トイレットペーパーを使う時には、シングルロールのトイレットペーパーの時も多いと思われますので、表裏を気にしてから拭くようにしてはいかがでしょうか?

 

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ティッシュやトイレットペーパーの原料

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毎日のように使うティッシュやトイレットペーパー。

何からできているのか、気になったことはありませんか?

どちらも「パルプ」という木材から作られた原料を使用しています。

「パルプ」には、木材から直接作った「バージンパルプ」や「ピュアパルプ」と言われるもの「木材パルプ」と古紙を原料とする「再生パルプ」があります。

こうしたティッシュやトイレットペーパーの原料についてお伝えいたします。

 

木材パルプ

木材パルプ工場

ティッシュやトイレットペーパーの原材料は、主に木材です。

木材パルプの製造工程では、まず最初に原料となる木材を細かいチップに加工し、それを高温、高圧で溶かして木材の繊維を取り出します。

こうやって取り出された繊維を「パルプ」といいます。

それを漂泊して、シート状にして厚みをつけたり加工したりして紙が作られます。

 

ティッシュやトイレットペーパーも、このようにして製造されているのですが、使う用途によって、繊維の長い針葉樹と繊維の短い広葉樹の2種類を混ぜて作っています。

N材 モミ、杉、松、ヒノキなどの針葉樹を原料とする。繊維が長く、丈夫なパルプが生産できる。

・L材 ユーカリやブナ、アカシアなどの広葉樹を原料とする。繊維が短く、きめの細かい柔らかいパルプが生産できる。

 

ティッシュペーパーは、鼻をかんだり、こぼした水を拭いたりするので

→水分を含んでも破れにくくなるよう、繊維の長い針葉樹が主に使われています。

 

トイレットペーパーは、使用後は水に流すため

→水に溶けやすくするため、繊維の短い広葉樹が主に使われます。

 

再生パルプ

リサイクルで回収された古紙は、ティッシュやトイレットペーパーの原材料として使われています。

リサイクルで回収された古紙から作られた紙は、「再生紙」と呼ばれています

 

 

再生紙を作るために使われる古紙は、主に新聞や雑誌、オフィスで不要となったコピー用紙、使い捨ての牛乳パックなどです。

 

再生パルプを作るには、古紙を原料としているため、木材を原材料とするときのように繊維を抽出する必要はありません。

といっても、古紙に付着しているや印刷用のインクやホッチキスなどの異物を取り除いてから、パルプに加工する必要があります。

 

回収された紙は、巨大な洗濯機のような機械(パルパー)に運ばれて、大量の水を入れて熱され、強大な羽根で攪拌されます。

そうすることで、紙の繊維は水に溶けだしてきますが、パック表面のフィルムや異物はそのまま残り、紙繊維とフィルムに分けることができるようになります。

 

また、古紙の紙繊維に染み込んだインクは、スクリューでよくもみだしてインクを取り去り、さらに繊維を水でよく洗いインクを落とすことで白い紙繊維に生まれ変わっていきます。

 

異物は、遠心力を使って取り除いていきます。

 

 

1Lの牛乳パック6個から、1つのトイレットペーパーができあがるそうです。

牛乳パック

リサイクルトイレットペーパーができるまでの90秒動画を製紙会社さんが出していらっしゃいました。

参考に、ご覧になってみてください。

 

 

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