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インフルエンザについて

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インフルエンザが猛威を振るう時期になりましたが、日本では新型コロナウィルス対策によって、今年のインフルエンザ罹患者数は少ないようですね。ただ、油断は禁物です!インフルエンザに今後もかからないよう、手洗いうがいなどの予防は引き続き大切ですね。今回は、インフルエンザについて、お話していきます。

インフルエンザとは

インフルエンザの症状
そもそもインフルエンザとは、インフルエンザウイルスに感染して引き起こされる感染症です。
インフルエンザウイルスは、全部で4種類に分けられ、主にヒトの間で流行するのは、A型・B型のウイルスであると言われています。
A型・B型インフルエンザの流行には季節性があり、国内では例年11月~4月に流行し、短期間で多くの人に一気に感染が広がるのが特徴です。
ただ、近年では温暖化の影響のせいか、流行時期が早まってきていますね。季節の変わり目である9月や10月にも流行する傾向になってきています。

インフルエンザA型の特徴

~インフルエンザA型の症状~
■急な高熱
■頭痛
■悪寒
■筋肉・関節痛
■全身の倦怠感

インフルエンザA型の潜伏期間は、1~4日程度です。インフルエンザに感染している人の咳やくしゃみによって飛沫されるウイルスを吸い込んでしまうことで、感染してしまいます。
上記のような症状の他、咳や鼻水、のどの痛みなどがでる方もいます。ただし、急激な高熱がインフルエンザA型の特徴ですが、熱が出ない場合もあるので、病院を受診して検査をしてもらう必要があります。

インフルエンザB型の特徴

~インフルエンザB型の症状~
■高熱
■頭痛
■悪寒
■筋肉・関節痛
■咳・痰・鼻水

インフルエンザB型の潜伏期間は、1~3日程度です。A型と同様に熱が上がらない場合があったり、症状が軽い場合もあるため普通の風邪と勘違いすることも多く、感染を広げてしまう原因にもなっています。

インフルエンザA型とB型の症状の違い

意外にもインフルエンザA型とB型には症状の違いはさほどないとされています。ただ、B型は「熱が出にくい」「下痢・嘔吐がある」「腹痛がある」などと言われていますが、明確な根拠はないようです。

※普通の風邪と間違えることもあるインフルエンザですが、風邪の場合は症状が徐々に現れるのに対して、インフルエンザは急激に症状が現れるのが特徴です。

インフルエンザの予防接種

インフルエンザ
インフルエンザを予防するには、手洗いうがいの他様々な対策がありますが、予防接種を受けることもその中の一つですね。

インフルエンザの予防接種はいつ打つのがいいの?

インフルエンザの予防接種によって得られるワクチンの効果は2週間後から5ヶ月程度継続されると言われています。
例年インフルエンザが流行る時期は11月から4月くらいまでなので、11月中に予防接種を受けることをおススメします。

子どもは1シーズンに2回の接種が必要!

ほとんどの大人は1回の予防接種で1シーズン身を守ることができますが、小児の場合は免疫機能が弱いため、1シーズンに1回の予防接種だけでは身を守ることができません。そのため12歳までの子どもは予防接種を2回受けることをおすすめします

インフルエンザと診断されてから登校や出勤を再開できるまでの期間とは?

インフルエンザ登校

~小児の場合~
小児がインフルエンザに罹患した場合、学校や園への出席停止の期間の目安は「発症したその日を0日目とし、その後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」となっています。

~大人の場合~
大人がインフルエンザにり患した場合の出勤停止を定めた法律はありません。自分の会社の就労規則等にのっとって行動してください。

いかがでしょうか。インフルエンザ予防のための行動は様々な感染症予防にもつながります。基本的な手洗いうがいなどをして、インフルエンザにも、その他の感染症にもかからないようお気を付けくださいね!

 

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溶連菌感染症とは?大人もなるの?

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溶連菌感染症は発熱や喉の痛みなどを引き起こし、お子さんが罹ることが多いことで知られる感染症ですが、実は大人も罹ることがあるんです。
本日はそんな溶連菌感染症についてのあれこれと、大人が罹った場合についてもクローズアップしつつお話を進めていきたいと思います。

そもそも溶連菌感染症とは?

溶連菌感染症とは

・症状
38℃以上の発熱・喉の痛み・それと同時か1~2日遅れて発疹が出ることもある。
以上が三大症状で、その他にも嘔吐・倦怠感・吐き気・頭痛・腹痛・苺舌(下にイチゴのようなブツブツが現れる)などの症状が出ることもある。
咳や鼻水が比較的出にくいのが特徴。

・潜伏期間
2~5日

・流行時期
12~3月、7~9月

・感染経路
飛沫感染・潜伏期間

・検査&治療法
迅速検査キット・培養検査・血液検査
抗生物質の投与(10日前後)
※再発や合併症を防ぐため飲み切る事が必須!

・合併症
急性糸球体腎炎(一時的な腎臓の炎症、感染後1~6週間後にむくみ・血尿・高血圧の症状が出る)
※尿検査にて継続検査
リウマチ熱(発熱・関節痛・皮膚の下にこぶができる、溶連菌感染症の症状がおさまってから2~3週間後に症状が出る)

大人が感染すると?

大人が感染した場合、子供に出やすい上記のような顕著な症状は出にくいです。
しかし、感染したのちの合併症、急性糸球体腎炎になってしまうと子供より治りにくく腎臓の障害が残るリスクも高いです。

よって、気付かぬうちに溶連菌感染症に感染している可能性もあるという意味では、子供よりもリスクは高いです。

発熱などはなくても、咳や鼻水がなく喉の痛みだけがある場合などは、溶連菌感染症の疑いもあるので自己判断で済ませずに医療機関を受診するようにしましょう。

妊婦が感染すると?

妊婦さんでももちろん通常の大人と一緒で感染の可能性はあります。
ただし、妊娠中でも飲める薬で治すことができるのでそこまでの心配はありません。
妊娠中は免疫力が低下していることも多いため、出された薬はしっかり飲みきって完治させるようにしましょう。

溶連菌

溶連菌感染症の予防方法

・手洗いうがい
・マスク着用(換気不十分の人混みや室内)
・食器の共有などは避ける

溶連菌 予防 マスク

いかがでしたか?冬になると溶連菌以外にも様々な感染症が流行しますよね。
予防や感染拡大を防ぐためにもマスクは必須ですし、咳や鼻水の症状があればティッシュも同様です。
消耗品のストックはありますか?いつ何があってもいいように、消耗品は多めに買いだめしておくことをおすすめします
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