災害時に備えたトイレットペーパーの備蓄について考えたことはありますか?
ここ最近、記録的な大雨被害や台風などといった大規模な災害が次々と起こっています。
それに伴い防災の必要性が強く呼びかけられていますが、何をどれだけ備蓄しておいたら良いのでしょうか、、、
実はトイレットペーパーは備蓄品の中でも非常に重要度が高いもののひとつとなっています。
本日は、そんなトイレットペーパーの備蓄について詳しくお話させていただきたいと思います。
トイレットペーパーを備蓄することの必要性
まずはトイレットペーパーを備蓄することの必要性についてお話していきます。
阪神大震災時に一番困ったのはトイレの不足だった
備蓄品をそろえようと思ったとき、みなさんはまずはどんなものが頭に浮かびますか?私は食べ物、飲み物、衣類などが浮かびました。しかしながら阪神大震災の時には、食料、衣類よりもトイレの不足が一番の問題となりました。その経験を踏まえ、国=経済産業省ではトイレットペーパーの備蓄の重要性を強く呼びかけるようになったのです。トイレやトイレットペーパーが不足すると衛生環境が悪化します。人が生き延びていくのに、食料や衣服はもちろん欠かせないものですが、衛生環境の悪化により病気が蔓延したりすると二次災害といった事態にもなりかねません。苦しい環境の中でも健康を保つためにトイレやトイレットペーパーは必須のものであるといえます。
他にもこんな理由があげられます。
・東日本大震災時には一時的かつ急激な買いだめが原因で全国的にトイレットペーパーが不足してしまった
・トイレットペーパーの生産は約40%もの割合を静岡県が占めている
災害時にはあらゆるものが品薄になります。買いだめを理由にお店にお客様がさっとうすることで入荷できなくなるためです。
また、トイレットペーパーの生産の約半数が静岡県で行われているということも、備蓄の必要性を考えなければならない理由としてあげられます。何らかの災害でこことのパイプが遮断されると、一気に品薄状態になることは一目瞭然ですよね。
以上の点を踏まえて、トイレットペーパーは絶対に備蓄しておくべきものなのです。
どれくらいの量を備蓄しておけばよいのか
備蓄の必要性はお分かりいただけたかと思いますが、決してコンパクトとはいえないトイレットペーパー・・・どれくらいの数を備蓄しておけばよいのでしょうか。
よく聞くのが、水は一人あたり一日3リットル、3日分で9リットルが目安とされています。
トイレットペーパーは、3日分ではなく1ヶ月分を推奨されています。災害により供給が困難になることも想定して、安定して供給ができるように戻るまで約1ヶ月を要するからだそうです。
その間に必需品であるトイレットペーパーを求めてヒヤヒヤするといった事態にならずに済むためにも、衛生面と精神面で不安なく過ごすことができるように1ヶ月は余裕を持って備蓄しておきましょう。
1ヶ月分となると一人あたり225mが目安なんだそう。
225mって、何個?と思いましたよね。
シングル=60m
ダブル=30m
くらいが平均的なところなので、
225m用意するとなるとシングルで約4個、ダブルで約7~8個が必要となります。
これを基本に家族の人数分を計算してみてくださいね。
備蓄用のトイレットペーパーとは?
一言でトイレットペーパーとはいっても備蓄に適したものもあります。
NPO法人の緊急災害備蓄推進協議会認定商品の5年間保存することが可能な備蓄用のものや、真空パックにより10年間保存することが可能なトイレットペーパーなどがあります。
ただの紙なのにわざわざ真空?どれも同じなのでは?と思うかもしれませんが、災害時は水にさらされたり、ドロなどで汚れてしまったりもします。また、長期保管しておくと湿気によりカビたりもします。害虫の被害も考えられますね。
そういった点を回避するのが上記の備蓄用商品なのですね。また、「備蓄用」と書かれたものはひと目で分かるので普段遣いのものと区別がつきますし、どこにあるかも分かりやすいです。お値段はちょっと高めではありますが、安心感はお金に変えられないものだと思いますのでひとつあっても良いのかなと思います。
その他でもおすすめなのが、1巻きが長い商品。通常12個入りだとしたら8個入りで売られていたり、包装もコンパクトだったりしますので保管スペースを少しでも減らせるのでおすすめです。
弊社でもこのような防災備蓄用トイレットペーパーを取り扱っておりますのでこちらをぜひご覧ください。
また、同じ1巻きが長いといった点で、芯なしのトイレットペーパーもおすすめです。形状的に適さないトイレットペーパーホルダーもあるので、普段遣いも兼ねる場合は確認が必要です。
覚えておくべき防災知識「ローリングストック」とは?
ローリングストックとは、日常的にストックの量を多めに買っておいて、使ったらその分を補充することで、常にある程度の蓄えがある状態を保つ方法をいいます。
備蓄品の鮮度を保ったり、常に何がどこにどれくらいあるのか把握できるといったメリットがあります。
これはトイレットペーパーにも適しています。先程も説明しましたが、トイレットペーパーも長期保管しておくとそれなりの劣化がありますし、古いものから使って使った分だけ補充を繰り返すことで場所も取らないため、ぜひおすすめしたい方法です。
いかがでしたか?
防災意識は高まる一方で、何をどうしたら良いのか、正しい知識を持てているかというとなかなか難しかったりしますよね。
「備えあれば憂いなし」何もなければベストですが、いざとなったときにも大丈夫だという安心感を持って生活できるように、しっかりと身を守るための備えをしておきましょう。
平素より、宝箱をご利用いただきまして誠にありがとうございます。このたびの令和元年の台風・豪雨被害で被災された皆様、避難生活をされている皆様に心よりお見舞い申し上げます。今後一日でも早い復旧、復興されますことをお祈り申しあげます。また、このたびの風水害で様々な工場、物流、資材などに影響が出ている場合があり、納期など大幅に変更になる場合もございます。納期に期限があるお客様・お急ぎのお客様は宝箱へ直接お問い合わせ頂けましたら幸いです。ご確認よろしくお願い致します。
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