前回は、猫がティッシュで遊ぶ理由についてご紹介しました。
今回は、猫のティッシュへのいたずらを阻止する方法と、万が一食べてしまった際の対処法についてお話します。
ティッシュへのいたずらをやめさせる方法
猫の手に届かないところにティッシュを置く
猫がいる部屋にはティッシュを置かないようにします。または、猫が届かない壁に設置するなどして猫からティッシュを遠ざけるようにしましょう。
ティッシュをおもちゃ代わりにしていた場合は、安全なおもちゃを与えるようにしましょう。
ティッシュボックスを裏返しにしておく
猫とティッシュを物理的に遠ざけるのが難しい場合には、ティッシュを箱ごと裏返しにしてしまうのも効果的。ヒラヒラと飛び出た部分が見えなくなれば、猫も興味を失う可能性もあります。
蓋付きのティッシュボックスを使用する
猫が簡単には開けられない蓋付きのティッシュボックスを使う方法もあります。中のヒラヒラが見えなくなるよう、完全に覆うことができるタイプのものを探してみましょう。
猫とのスキンシップの時間を増やす
飼い主さんにかまってもらえない寂しさから猫がティッシュ遊びをしてしまう場合は、一緒に遊ぶ時間やスキンシップの回数を増やすことでいたずらが改善されることがあります。家にいる間はこまめに声をかけ、毎日短時間でも遊ぶ時間を作ってあげてみてはいかがでしょうか。
猫の食事の内容を見直す
猫の体質や月齢、体重をきちんと把握して、それに見合った食事量に調整します。また毛玉を吐き出すためにティッシュを食べている猫もいるため、その場合には猫草を用意してあげましょう。
猫がティッシュを食べてしまったときは?
少量であれば心配いらない
飲み込んでしまったティッシュの量が少なく、猫の健康状態に変化がないのであれば、さほど慌てる必要はありません。健康な猫であれば、誤飲してしまっても排便と一緒に自然に排出されます。
大量に食べてしまったときは「腸閉塞」を引き起こす可能性もある
ティッシュの誤飲で怖いのは腸閉塞の可能性です。飲み込んだティッシュの量が多いと、排出しきれずに異物として腸が詰まることがあります。腸閉塞になると開腹手術になるケースもあり、猫にとっても大きな負担となってしまいます。
嘔吐や食欲不振の症状が見られたら、早めに動物病院へ
なかには、飼い主さんが見ていない間にティッシュを食べてしまう猫もいます。いつもより食欲が落ちた、嘔吐が見られた、様子がおかしいなどといった異変に気付いたら、すぐに動物病院を受診しましょう。
まとめ
猫がティッシュで遊ぶのは、本能的な行動であり、ストレス発散や好奇心。
ただ、ティッシュを大量に誤飲してしまっては死に至る可能性もあるため、適切に対処していくことが大切です。
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