大雨
前線の影響で大気の不安定な状態が続き、西日本では記録的な大雨となったところも。
気象庁は土砂災害や低い土地の浸水などに警戒するよう呼び掛けています。
今回は、大雨や台風の際に注意すべき行動についてまとめてみました。

警報級の大雨や台風、災害に厳重警戒!大雨の際に注意すべき行動とは?

毎年警報級の大雨や台風によって、さまざまな災害が引き起こされています。
ここでは、大雨の際のNG行動を確認しておきましょう。

外出しない

ステイホーム
・大雨や台風の際は建物内で状況が落ち着くまで待つのが基本。

地下施設から地上のより高い場所へ避難する

高い建物
・地下施設にいるときは、地上のより高い場所へ避難する。ただし、避難する場合は周囲の状況を総合的に判断し行動する。

エレベーターを使わない

エレベーター
・大雨や暴風によって送電線が切れ停電になることもあるため、エレベーターの使用は極力避ける。

河川や用水路には近づかない

河川 氾濫
・大雨によって河川や用水路が増水し、その周辺にも激しい水の流れができることがある。
・大雨で増水しているときは決して河川や用水路の周囲にも近づかないようする。

アンダーパスには近づかない

アンダーパス
アンダーパスとは、立体交差で、鉄道や道路の下を通る掘り下げ式の地下道のことです。
・突発的に発生する短時間の大雨では、降雨量が都市の排水処理能力を超えることがあり、処理しきれなかった水がアンダーパスに流れこむことも多く、あっという間に冠水してしまう。

山などの急な斜面には近づかない

山崩れ
・大雨による土砂災害の危険度が高まったとき、土砂災害警戒情報が発表されるが、その場合すみやかに避難する。
・発表されていなくても、「斜面から小石が落ちてくる」、「湧き水がにごる」などの前兆現象が見られた場合は、安全を確保したうえで避難する。

今一度備蓄の整理を!

備蓄
今後、災害等で外出が出来ない場合も考えられます。
そこで、今一度家庭内の備蓄の整理をしておきましょう!
必要な備蓄の目安は3日分です。
例えば、4人家族の場合、以下のようなものが必要になります。

食品類

水: 35 L
レトルトご飯: 35 食
レトルト食品: 12 個
缶詰(さばの味噌煮、野菜など): 12 缶
栄養補助食品: 12 箱
野菜ジュース: 12 本
チーズ・プロテインバー等: 4 パック
健康飲料粉末: 12 袋
調味料セット: 適宜
乾麺 即席麺: 3 パック
無洗米: 5 kg
飲み物: 12 本
お菓子: 3 パック
果物の缶詰: 3 缶
フリーズドライ食品: 適量
乾物: 適量

衛生用品

除菌ウェットティッシュ: 120 枚
アルコールスプレー: 2 本
マスク: 12 枚
口内洗浄液: 1080 ml
救急箱: 1 箱
常備薬: 1 箱
使い捨てコンタクトレンズ: 1人1か月分
携帯トイレ・簡易トイレ: 60 回分
歯みがき用ウェットティッシュ: 120 枚程度
ウェットボディタオル: 12 枚

生活用品

カセットコンロ: 2 台
カセットボンベ: ガスコンロ1台につき1日4/3本
ラップ: 1 本
ポリ袋: 1 箱
ビニール手袋: 1 箱
アルミホイル: 1 本
トイレットペーパー: 4 ロール
ティッシュペーパー: 4 箱
懐中電灯: 2 灯
乾電池: 単1~単4までのセット
点火棒: 1 本
使い捨てカイロ: 24 個
携帯電話 充電器: 携帯台数に合わせて用意
布製ガムテープ: 2 巻
軍手: 12 組
新聞紙: 適宜
手回し充電式などのラジオ: 1 台
マルチツール: 1 個
給水袋: 4 袋
ポータブルストーブ: 1 台
LEDランタン: 最低3台
ヘッドライト: 4 個
クーラーボックス: 1 個
リュックサック: 1 個

女性用品

生理用品: 30 個セット
基礎化粧品: 2 個

まとめ

大雨や台風などの災害はいつやってくるかは分かりません。今一度備蓄の整理をしておきましょう。