感染性胃腸炎が流行する季節になりました。
感染性胃腸炎は、ウイルスや細菌などの病原体が身体に入ることで腹痛や下痢、嘔吐、発熱などの症状を発症します。
嘔吐してしまった場合の処理方法などをご紹介します。
そもそも感染性胃腸炎とは?
そもそも、感染性胃腸炎とは細菌やウイルス、さらには寄生虫などの病原体によって引き起こされる胃腸炎のことです。
それぞれ、原因によって流行する時期が異なります。
秋から冬にかけて、ノロウイルスやロタウイルスなどのウイルス性の胃腸炎が多くなってきます。
感染力が非常に強く、周りの人にうつしてしまう二次感染予防が大切になります。
手洗いをしっかりと行い、おう吐物やふん便の処理方法に気をつけなければなりません。
感染性胃腸炎で嘔吐した場合の処理方法
感染性胃腸炎で嘔吐してしまった場合、以下のような方法で処理を行いましょう。
準備する物
・ティッシュペーパー、ペーパータオル等
・使い捨てエプロン
・使い捨て手袋
・ビニール袋
・マスク
・塩素系漂白剤(ハイターやブリーチなど)
消毒薬の作り方
例)塩素系漂白剤の原液濃度が5%の場合
0.02%次亜塩素酸ナトリウムを作るなら、原液10㎖を水2ℓで薄める。
0.1%次亜塩素酸ナトリウムを作るなら、原液10㎖を水500㎖で薄める。
処理方法
処理する際には、嘔吐物に直接触らないように気を付けましょう。
①部屋の窓を開け、換気をしておきましょう。
②使い捨てエプロンと手袋、そしてマスクを着用します。
③嘔吐物をティッシュペーパーやペーパータオル等で広がらないよう拭き取り、ビニール袋へ入れましょう。
④嘔吐物を拭き取った後は塩素系漂白剤を0.02%程度に薄めた次亜塩素酸ナトリウムで、浸すようにして広範囲を消毒します。
⑤拭き取ったティッシュペーパーやペーパータオルをビニール袋に入れる際には、塩素系漂白剤で0.1%に薄めた次亜塩素酸ナトリウムを汚物が浸るほど入れて消毒すると良いでしょう。
⑥嘔吐物処理後は石けんと流水でよく手指を洗いましょう。
まとめ
感染性胃腸炎は、これからの時期大変多くなってくるでしょう。
まずは、しっかりと手洗いうがいを行って予防対策を心がけることが大切です。
もし、自分や家族が感染性胃腸炎にかかってしまった場合には、今回ご紹介した処理方法を実践し、二次感染を防ぐようにしましょう。
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