年末の大掃除に「ペーパータオル」を使って、ラクにキレイにお掃除を終わらせてしまいましょう。
先週は、キッチン掃除についてお伝えいたしましたので、続編として今回はお風呂や洗面所でもペーパータオルを使った大掃除の
やり方をご紹介します。
洗面所・風呂場の水垢に
拭いただけではなかなか取れない、お風呂の鏡や蛇口まわりの水垢。
ザラザラ、カリカリの白い固まりは、水中のミネラル分が堆積したものです。
水垢(アルカリ性)がひどいときには、クエン酸、もしくは強めの酸性洗剤が効果的です。
こびりついていない、拭いただけで落ちる場合はクエン酸スプレーを吹き付けて、その後水拭きをし拭き取るだけでOKです。
汚れが手ごわい場合には、汚れの箇所にスプレーを一度吹きかけ、ペーパータオルでパックをしてその上からもう一度ス
プレーをしてみてください。
5分ほどたったら、ペーパーをはがして水拭きをしてください。
◎クエン酸水スプレーの作り方
スプレーボトルに水200mlと小さじ1杯のクエン酸を入れ、よく混ぜてでき上がりです。
※クエン酸は、塩素系漂白剤と併用しないようにしてください。クエン酸と混ざると化学反応がおき、有毒な塩素ガスが発生しま
す。
また、つけおき時間は大体1時間〜2時間が目安です。
あまりに長時間つけおきすると、素材を傷めてしまう可能性もあるので、一晩以上のつけおきはしないようにしてください。
また、鉄・セメント・大理石の材質へは使うことで劣化したり、錆びたりする恐れがありますので使用は避けてください。
ヌルヌルした汚れは、皮脂や石けんカス、ほこりなどが混じって堆積したものに、雑菌が繁殖したことでヌルついていま
す。
皮脂汚れ(酸性)がひどいときには、掃除用の重曹、もしくは強めのアルカリ性洗剤が効果的です。
こびりついていない、拭いただけで落ちる場合は重曹スプレーを吹き付けて、その後水拭きをし拭き取るだけでOKです。
汚れの強い時は、汚れの箇所にスプレーを一度吹きかけ、ペーパータオルでパックをしてその上からもう一度スプレーをしてみて
ください。
5分ほどたったら、ペーパーをはがして水拭きをしてください。
◎重曹水スプレーの作り方
40℃くらいのお湯200mlに重曹を小さじ2杯入れて混ぜるだけです。
風呂場のタイルの目地などの黒カビに
風呂場のタイルの目地部分などに、黒カビが発生していないでしょうか?
黒カビは、湿気が多いところを好むので、湿気のこもりやすいお風呂場にはよく発生してしまいます。
特にタイルの目地部分は、カビは根を張り、菌糸を奥深くまで伸ばしているため、奥まで除菌してできるかぎり再発生をさせない
ようにしましょう。
キッチンペーパーを壁に当てカビ取りの薬剤を吹き付けて、ペーパータオルを壁に貼り付ける方法がおすすめです。
カビ取りの薬剤はさらっとした液体なので、壁面にかけるとすぐに流れてしまうので、薬剤を留まらせるためにペーパータオルを
使うのが便利です。
カビは根を張っていますので、カビを落とすには時間をかける必要があります。
頑固な黒カビは、さらに薬剤をつけたペーパーの上からラップで密閉するとパワーアップして、本来のかかる時間よりも短時間で
黒カビを落とすことができます。
といっても、完全にカビを落とすまでには数時間から長いと半日ほどかかる場合もあります。
黒カビが落ちたら、シャワーで洗い流しておきましょう。
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